すでに冬に突入しましたが、みなさんは冷え対策として何をされていますか?
色々と工夫して体が冷えないようにしていると思います。
ですが、実は温め過ぎると体が冷えてしまうことになります。
不妊専門クリニックでは低体温だと治療が行うことができない場合があります。
ボーダーラインは36°。
36°以下だと治療できないために、「体温を上げるようにして下さい」と言われて治療がすすみません。
・体温が低いと卵巣や子宮に十分な血液が届きません。また血液が十分に届いていないと、ホルモンが血液に乗って子宮や卵巣にしっかりと届きません。
・健康な卵子の中にはミトコンドリアが数10万匹もいます。ミトコンドリアは受精後細胞分裂に必要なエネルギーを生産します。未成熟な卵子の場合ミトコンドリアの数が少ないために、もし受精しても途中で止まり流れてしまいます。
体温が低いと内臓への血液の循環が悪いために婦人科系の病気になる可能性があがります。これは卵巣や子宮だけではなく、他の臓器にも同じようなことが起こりやすくなる因子になります。
経験者は同意できると思いますが。子宮筋腫がたくさんある、または大きいのがある場合、お腹がいつも冷えていたはずです。
手術で取りのぞいた後は、嘘のようにお腹の冷えが改善した方も多いはずです。
不妊症は遺伝する可能性はゼロではないと思いますが、患者様の家族構成や健康状況などをリサーチすると、お腹が冷える習慣を親がおこなっていると、子供も同じような生活習慣を繰り返すために、お腹がとても冷えていたり、生理痛や生理不順になっているケースがあります。
つまり、もしあなたが生理痛・生理不順・不妊症で悩んでいましたら、それはあなたの親の影響でそのような体質になった可能性が十分にあります。
今後、あなたにもし子供を授かることがありましたら、あなたの子供も同じように生理痛・生理不順・不妊症で悩む可能性があります。
そういう事にならないように、今すぐ体が冷えるような生活習慣を改善しましょう!
・遠赤外線の出る洋服を身に着ける
・運動で筋肉量を増やし、自力で熱を生成する
・生姜紅茶で体温をあげる
・汗をかいたらすぐに着替える
・ほっかいろ(近赤外線のために自律神経を乱す可能性が大)
・腹巻 (汗をかく行為は体を冷やします)
・汗に反応して暖かくなる服(近赤外線のために自律神経を乱す可能性が大)
・コーヒー、緑茶、ウーロン茶、麦茶など(ホットでも体を冷やす作用の強い飲み物です)
・冷えは不妊症、生理痛、生理不順、PMSなどの婦人科系のトラブルの原因になる
・冷えはその他の内臓疾患の原因にもなる
・冷えはあなたの子供にも習慣化する可能性がある
・冷えはあなたの婦人科系の悩みを引き継ぐ可能性がある